N社オフィス空調解析事例[冬期]
■解析概要
N社オフィスを対象とする。
エアコンの位置が部屋の隅角部にあることから、場所により温度が不均一であると予想される。
モデルおよび条件の詳細は以下に記載する。
■解析モデル
図1 解析モデルパース図
■解析条件
温度条件 | 外気温度 | 0.0℃ | 冬期,9:00 |
---|---|---|---|
設計温度 | 22.0℃ | ||
空調条件 | 風量 | 1,500m3/h | 下向き30度 |
吹出温度 | 26.9℃ | ||
内部発熱負荷 | ナシ | ||
熱貫流負荷 | 外壁 | 1.5W/m2・K | 実効温度差ΔT=-22.0℃ |
ガラス | 5.0W/m2・K | 実効温度差ΔT=-22.0℃ | |
日射発熱負荷 | ナシ |
図2 外壁・ガラス面位置
■解析結果
図3よりガラス面(図右側壁面および手前壁面)からのコールドドラフトが
オフィス中央付近まで影響を及ぼしている様子がみられる。
図3 温度分布表面貼付パース図
図4 温度分布+ベクトル断面図(26.0℃ライン表示)